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地球は、時速約1700kmというものすごいスピードで回転していますが、この時、南北に働く磁力線と東西に作用する電気力線が交差する場所に電磁場エネルギーが発生します。つまり「磁場」が発生します。その上で生きている人間も動植物も建造物も、すべてこの大きな影響を受けています。また、地球の表面は、山、谷、川、海など凸凹の形になっていますが、この変化によって地球の持つ磁場の強さも変わってくるのです。従って磁場の強い場所(優勢地帯=イヤシロチ)と弱い場所(劣勢地帯=ケカレチ)に分かれるのです。
イヤシロチ(弥盛地)とは磁力が強くて、物の勢いがますます盛んになる(還元)土地にことで、反対にケカレチ(気枯地)とは磁力が弱くて気・エネルギーが無くなり物の勢いが衰える(酸化)土地のことを言います。昔から、作物の出来の良い所、悪い所、また病人が出やすい土地があるのもこの自然界の作用なのです。また、造成地や埋め立て地、井戸、建造物、樹木、下水路等によっても優勢・劣勢が生じ人間や動植物に影響を与えているのです。特に永い間住む住宅の磁場環境は人間の健康や建物の寿命に大きく作用することになるのです。

 

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