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備長炭はカシ、ウバメガシを炭化させたものです。
製法はゆっくり時間をかけて作るので炭素が90%を占めます。そのため電気が通りやすく、通電性がよくなります。

備長炭は切り口がピカピカとした光沢があり年輪が見えません。
そして重さもあります。
備長炭同士を叩くとカンカンと音がします。
備長炭の見分け方は手に取ったときの重さや切り口を見て確認しましょう。

備長炭はマイナスイオンを供給します。空気を浄化する作用や吸湿効果、さらにマイナスイオンが効果的に働きます。


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一言で言うと炭は炭素であり、原木を炭素のかたまりにしたのが炭です。
炭は黒炭・白炭・備長炭・オガ炭・木炭などがあり、一般的に炭は黒炭と白炭とに分類されます。
黒炭はその名のとおり真っ黒ですが、白炭の表面は白っぽい灰がついています。
この2つの炭の違いは製法によって生じます。
炭は酸素が少ないところで加熱すると、通常の黒炭が作られます。しかし、白炭の場合は炭化の終わりごろに窯の口を開け、窯の中に空気を大量に入れます。そうすると中に入っている炭が火で燃え上がり、温度も1000℃以上に上昇します。このときに、灰をかけて消火するため、炭の表面に灰が付着し、白灰色となります。黒炭を作るより手間がかかります。
こうしてつくられた白炭は、灰が付着したことでカリウムの一部が炭に染み込み、着火しやすくなります。さらにのこぎりでも切れないほど硬くなり、たたくときには金づちでたたいて割ります。
白炭の代表的なものが備長炭です。

 

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